数年前、主人が転職を検討しました

 中高年の転職はとても難しいものです。我が家でも数年前、主人が「転職を考えている」と言い、家族で何回も話し合いを持ちました。

 主人は40歳で、卸問屋の営業で17年勤めてきました。ちょうど主人位の年齢になると、上からの圧力と、下への指導などで板挟みになりとても辛い立場になるようです。その為仕事量も増えて、朝は6時頃に出勤し、帰宅は深夜に及ぶこともありました。家族としては主人の体がとても心配になりましたがどうすることも出来ず、ただ見守るしかありませんでした。

【特集】
40歳の転職
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40歳の転職の条件は?仕事内容、収入、ストレス… まず優秀なエージェントを味方に。

 主人は心も体もどんどん疲れていき、体重もかなり落ちたと思います。そんな時、取引先の社長から「今の仕事を辞めて来てくれないか。」という誘いを受けたのです。その会社は小さな精密会社ですが、独創的なアイデアでヒット商品を生み出している事でも有名な所でした。主人も今の仕事に限界を感じていたのでかなりその話に乗り気になり詳しく話を聞くことになりました。

 社長の誘いとはいえ中途採用であることに違いはありません。お給料は今よりかなり低くなり、最初のうちは主人よりも若い社員の下について研修期間を経なければなりません。子供にこれからお金が掛かる我が家では、今よりも収入が減ってしまうのはとても辛いことでした。

 主人もとても悩んだ様ですが、結局その話は断り、今の会社で頑張ることに決めました。数年経った今、少し仕事も落ち着き以前の様な激務はなくなりました。

 結果的にあの時転職を決断しなくて良かったと思っています。